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DORAEMON



  こんなこといいなできたらいいな あんな夢こんな夢いっぱいある〜けど〜
  みんなみんなみ〜んな かなえてくれる 不思議なポッケでかなえてく〜れ〜る〜♪

 う〜んいい歌だ…。「こんなこといいなできたらいいな…」これが、ものづくりや色々な活動の原点ですね。このような「ドラえもん的発想」で常識を打ち破り、次々と夢のあるものづくりに挑むアーティストがいます。メディアアーティスト 八谷和彦さんです。
八谷さんは、爆発的なヒットを飛ばしたインターネットの電子メールソフト「ポストペット」の生みの親です。「ポストペット」とは、「人工知能付きインターネット愛玩メールソフト」の商品名です。ユーザーは、コンピュータの中でお気に入りのペットを飼い、それが伝書バトのように相手に電子メールを運んでくれ、また、成長したペットはユーザーの意思とは無関係に勝手にメールを送ったり、ユーザーと仲が悪くなると”家出”もします。
八谷さんがポストペットを考案した発端は「クマが電子メールを運ぶ夢を見た」ことだそうです。コミュニケーション(意思疎通)と、それに矛盾する、ペットが勝手にメールを送ってしまう予測不能な危うさ。その尋常でない状態に、かわいい動物が運ぶというデザインを加えた、企業人ではまず生まれないアイデアでした。
 八谷さんが今、取り組んでいるのが「空飛ぶスケートボード」。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の中にも登場しましたが、八谷さんのきっかけは、模型用ジェットエンジンを見たのがきっかけだそうです。本当にあったら楽しいだろうなぁと思ったからだそうです。97年に開発を着手。昨年完成した試作2号機「エアボードβ」は全長2.2メートル、幅50センチ。米国社製ターボジェットエンジンを搭載し、地上1センチほどにボードをホバリングさせながら、ボーダーの体重移動により推進させる構造です。しかし、推力(持ち上げる力)が最大11キロで残念ながら浮力不足。今度こそ浮上し推進に成功したいと今年中にエンジンを2個搭載したγ機の完成を目指しているそうです。  「ソニーやホンダ技研工業といった大企業も、その創業者たちは他人の模倣を嫌い、アーティストの考え方に近かった。でも多くの企業が社会や株主への責任、投資効果にしばられ、冒険的発想を怖がるようになった。あのレオナルド・ダ・ヴィンチは、『モナ・リザ』の画家でも有名だが、自然科学の分野でも多くの発明などの業績を残した。アートとテクノロジーが自然に融合していた当時のルネサンスの原点に立ち返れば、もっと夢のあるモノができるのでは…」「面白くてみんながハッピーになれるモノづくりが僕の発想の原点」と八谷さんは力説しています。
 たのしいこと、夢のあることを冒険的発想でデザイン(デザインはアートだけでなく、生き方、行動スタイルなどにも言えることですね。)してみる。こうしたドラえもん的発想を持つこと、それが、何か生活を楽しくさせる、楽しく感じるヒント、きっかけにもなりそうですね。




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